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​作品概要

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思いを寄せる相手の心が可視化されて目の前に現れたとして、

それは本当の相手の心なのか? 

それとも相手に焦がれる私の願望なのか? 

それとも全く別の思いもしない、誰かの心なのか?

「もしも心を可視化できたら?」という着想から始まり、

SF的要素と恋愛感情を掛け合わせ、観客の認識を静かに揺らす、不思議な「心」の恋愛映画。

本作は大阪を拠点に、2004年より映像制作者の人材発掘を行っている

シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の第13回助成企画に、

監督の五十嵐皓子が企画を応募して選出され、初長編監督作品として完成した。

主演・真崎を演じた吉田龍一を始め、白河奈々未、申芳夫、伊吹葵など、CO2俳優特待生がメインキャストを務めた。

難しい役どころにまっすぐに向きあい、繊細且つ静かな強さを持つ演技で、映画を引っ張っていった吉田龍一、

揺れながらも信念を持ち続ける研究者・碧役を演じる白河奈々未、

知性と優しさを兼ね備えた夫・草一役を演じた申芳夫、

真崎に思いを寄せるアスミ役を演じ、瑞々しい思いを表現する伊吹葵らの、

真摯な演技を見せる役者陣も見どころである。

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